ディスクグラインダーの使い方は知っておかないとうまくいかないこともある

建築ツール

管理人スコップです。

今回、取り上げるツールは『ディスクグラインダー』です。

スコップ
スコップ

よろしくお願いします!私もよく、仕事で使うんですよね。

今回はディスクグラインダーについて深堀りして行きたいと思うのですが、通称サンダーとも言ったりするもの。

アタッチメントの切断砥石の種類が非常に多いかと思います。

ですので、例えばホームセンターへ行っても、自分のやりたい作業のディスクグラインダーの種類や、刃の種類で迷うこともあるのではないでしょうか?

そのあたりも分類してみて把握して見たいと思います。

スコップ
スコップ

確かに私も初めて触ったときは危なそうで怖かったなあ・・・

それでは今回も一緒に見ていきましょう!

ディスクグラインダーの使い方

ディスクグラインダーとはそもそもどういうものかというと、電動で廻る回転軸があり、そこにディスクを装着して物を切ったり、削ったり、研磨するツール。

例えば、塩ビパイプを切断したり、コンクリートの切断に使われているもの。

手ノコで切断するより、慣れれば簡単にスピーディーに切断できますので、DIYで作業するときにもぜひ、取り入れてほしい建築ツールの一つかと思われます。

ディスクグラインダーの種類

まず、ディスクグラインダーの種類は大きく100V式(コンセント有)と充電池式に分けられます。

100V式

100V式のディスクグラインダーは充電式よりも本体の値段が安価となります。

おおよその値段は、マキタのこちらの物で9,000円辺りかと思われます。

値段を安く抑えたい、とお考えの人におすすめですので、購入ポイントに入れておいてください。(*^^*)

メリット

100V式ディスクグラインダーはメリットは電力の安定供給かと思います。

途中で電池切れの心配がなく高トルクの力強い切断が可能です。

同じものを切断するときも明らかに18Vより早く切断できるのを良い点としておきます。

スコップ
スコップ

電池切れの心配をしなくていいので、作業に集中できました。

デメリット

デメリットとしてはコードがある分、現場で切断したい状況が発生したときに、スピーディーに作業ができない事が多いです。

コンセントのある場所から、コードリール(通称太鼓)を引っ張ってくるのは、やはり面倒・・・ということになるでしょう。

充電式

充電式ディスクグラインダーは、本体にリチウムイオン充電池を装着して、使うツールというもの。

電池の種類は14.4V~36Vまであり、ボルト数が高くなるほど回転力が強くなります。

価格を見てみると、本体のみで13800円あたりかと思われます。

しかし、この値段は、本体のみの値段ですので、購入しても電池がなく動かない・・・(^^;)ということが、あるかもしれません。

注意点として、充電器と充電池は別売りということを書いておきます。(^^;)

こちらの値段は、セットで21500円あたりかと思われます、本体と合計で約35000円・・・となります。

それでは、順に14.4Vのものから見ていきたいと思います。

 14.4V

現在現場でよく使用されているのはこの14.4Vか18Vが主流のようです。

私も14.4Vを使っていますが、すぐに電池切れということはなく、予備バッテリーが1個あれば仕事がストップするほどでは無さそうなので、そこまで電池切れを心配しなくても良いかもしれません。

 18V

18Vもこれから購入するのでしたら、こちらをおすすめしたいですね。

やはり14.4Vよりパワーがあります。同じものを切るにしてもパワーが1.5倍くらい強く感じられます。

 

 36V

36Vはまだ使ったことがないのですが、予想としてはバッテリーが14.4.Vの時のように軽くありません。

V数が大きければ良いという1択で(*^^*)選んでしまうと、重くて疲れてしまう・・・ということもあり得ますので、ご注意してください。(*^^*)

スコップ
スコップ

うーん、安さで選ぶなら、100V式だけど、作業のしやすさをとるなら充電式なんだよなあ・・・迷いますね。笑

ディスクグラインダーのディスク刃の大きさ(100㎜、125㎜)に注意

ディスクグラインダーに装着する砥石の大きさに100㎜用と、125㎜用があります。
また、前述しました、本体も125㎜用の本体がありますので、間違えないようにご注意してください。
一応、経験談として、100㎜の本体に125㎜の砥石は装着可能でした。

100㎜用

建築現場で通常使用するディスクグラインダーが100㎜用かと思われます。

ホームセンターでも100㎜用の砥石が多数勢ぞろいしています。

陳列棚にズラーと並んでいて、どれを選べば良いか分からない・・・ということもあり得ますので、一般的に使用するのは100㎜という感じで選んでゆくと、良いのではないでしょうか?

最も一般的な外形の100㎜用ですので、取り回しも良く、狭い場所に本体を入れ込んで対象物を切断するときに最適です。

スコップ
スコップ

私も、コンクリート基礎を割って、中の鉄筋を切断したいときは100㎜用の鉄刃を使っていますよ。

125㎜用

125㎜用はディスクの外形が125㎜あり、100㎜用よりも大きい分、厚さのあるコンクリートの切断のときなどは、最適なツールとなりそうです。

125㎜用はその名の通りディスク径が125㎜あり持った感じは砥石とグリップを握っている手がかなり近くなります。

ので慣れないうちは慎重に操作した方が良いでしょう・・・。

ブレーキ付きディスクグラインダー

ブレーキ付きというのは、電源スイッチを切ったときに回転にブレーキがかかりすぐに止まってくれることです。

この機能は、今までブレーキなしを使っていて(私)、買い替えでブレーキ付きに変えようとしている人ほど、この機能のうれしさを実感できるかと思われます。

結構この機能は重要で、私も、回転が止まるのを手に持ったまま待つ時間が短縮されるので、仕事がスムーズに出来ました。

スコップ
スコップ

ブレーキ付きは私も使ったときは感動しました!

このキュッと止まる感じが、癖になるんですよ。

サイドグリップ付きディスクグラインダー

サイドグリップは、両手を本体に添える形になりますので、本体を安定して持つことができます。

たとえば、コンクリートなどを切っていて、内部に鉄筋があることはよくありますが、その時、硬さの違いで本体が跳ね返ることは、しばしばあります。

このような時も、両手で握れているので、安心感があり快適に作業ができます。

本体にねじ込み棒になっているグリップを取り付ければ切断中の本体が安定して、回転刃に手を持っていかれにくくなり、安心感が増すツールと言えるのでは、ないでしょうか?

だいぶ安心感が加わりますのでこの機能も特に125㎜を使用するときはあった方が良さそうです。

ディスクグラインダーの回転刃の種類

次に、ディスクグラインダーに装着する、回転刃の種類について解説していきます。

切断砥石

切断砥石は主に金属のものを切断するときに使います。

例えば、コンクリートの中から鉄筋が出てきたときや、軽量鉄骨(LGS)を現場で切り欠くときなどは、切断砥石を使えば、簡単に作業ができるでしょう。

スコップ
スコップ

鉄筋を切るときは火花が飛び散るので周囲確認で作業しているよ。

ダイヤモンドカッター

ダイヤモンドカッターは、ディスクの刃の部分にダイヤモンドの小さなかけらがちりばめられています。

このダイヤモンドの強度を生かして、コンクリートや塩ビ管を切断するツールです。

 

↑こちらはダイヤモンドカッター。

↑こちらは塩ビ用です。似ているので購入時に間違えないように注意しましょう。(*^^*)

スコップ
スコップ

コンクリート用は1000円くらいが相場だけど塩ビ用は5000円ほどするので間違えて使うと親方に叱られますよね・・・

研磨ディスク

研磨ディスクは、ディスク表面がヤスリ状になっています。

手工具の紙ヤスリや、棒ヤスリがあるか思うのですが、それを電気の回転力を生かして研磨していきます。

こちらも、手で行うより圧倒的にスピードが速く、快適に作業ができますので、おすすめです。

切断砥石やコンクリートカッターが、ディスクのエッジを使って切断していたのに対して、研磨ディスクは、ディスク表面を使って仕上げていきます。

まとめ

今回はディスクグラインダーの種類や使い方について紹介させていただきました。

100V式と充電式があり、切断するものや、移動が伴う作業かによって、メリット、デメリットがありますので、最適な選択をされることを、おすすめ致します。
また、加工する相手(物)によって、ディスクの使い分けも、説明させていただきました。

そして、サイドグリップ付き、ブレーキ付きのディスクグラインダーは必須ではありませんが、あれば安全性や、快適性が増すので、おすすめツールに入れさせていただきました。

特にこのディスクグラインダーは手に直に持って加工したりするので間違った使い方をすると危険の可能性もあります。

スコップ
スコップ

確かに自分も125㎜の刃を使うときはサイドグリップを付けるし、力の入れすぎると跳ね返りがあるので、注意しているよ。

それではまた!ごきげんよう!!

 

GOOD LUCK FOR YOU!!

 

管理人スコップ

コメント