建築メジャーのおすすめを知っておけば作業の時短になります

建築ツール

管理人スコップです。

今回、取り上げる建築ツールは、『建築メジャー』です。

皆さまは、建築メジャーはと、聞かれれば、距離を計測するコンベックスを思い浮かべる方が多いと思います。

私も、真っ先に思いつくのはコンベックスでしょう。

只、建築業界に身を置いていると、コンベックス以外の計測ツールもよく、目にすることになります。

そして、その他のツールを、シーン別に使い分けることで、作業の快適性も増し、また、作業の時短も感じました。

ということで、建築関係の方は、モチロンのこと、DIYで、作業をしている方にも、色々な種類の建築メジャーを知ってもらうことで、もっと、楽を感じられるのになあ、と思いましたので、解説させていただきます。

建築メジャーとは?用途によって正しく選ぼう

それでは、建築メジャーとは、そもそも何なのか?についてお答えすると、建築現場やDIYなどでよく使用される、長さを測るための測定メモリが付いたものです。

用途によって、コンベックスや、巻き尺、レーザー距離計、箱尺、差し金などがあると、しておきます。

コンベックスは、建築メジャーの中では、オールマイティ的な存在である、としておきます。

例えば、DIYでベンチやテーブルを作りたい・・・なんて時は、建築メジャーの中でも、一番使いやすいでしょう。(*^^*)

巻き尺は、建築現場等では、敷地の面積などを測るときに、使用しますので、コンベックスより、大きい距離を測るときに、適しているといえます。

測定したい物の種類によって、使い分けていけば、効率もよくなるでしょう 。

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コンベックスや巻き尺は、さらに、用途によって、マックスの長さが、数種類あるから、できれば揃えておきたいですね。(*^^*)

建築メジャーを種類別に分けてみた

それでは、建築メジャーを種類別に、解説していきます。

コンベックス

コンベックスは、ホームセンターでも、多くの種類が陳列されているでしょう。

一般的に、5.5mメジャーが良く使われている 、としておきます。

というのも、建築現場の水道パイプ等の長さは、マモノで4mありますので、3.5mのメジャーの場合は、長さが足りなくなるかもしれません。

ということで、初めてメジャーを購入するのであれば、5.5mが標準としておきます。

※マモノ
真物の特徴は、定尺であることです。真物は、定尺の状態の物に対して使う言葉です。定尺とは、通常の市販サイズあるいは常識的寸法を意味します。切断して小さくなったものや少しでも市販より大きいサイズのものは、定尺とは呼ばないということです。
引用元:真物とは?真物の特徴4つやメリット・デメリットをわかりやすく紹介

幅にも注意

ここで、もう一つ注意点として、コンベックスの幅にも、種類があるということです。

例えば、こちらのコンベックスは長さは同じ5.5mなのですが、幅は25㎜というもの。

先に紹介した、メジャーが19㎜ですので、6㎜幅広ということになります。

幅が広いほど、メジャーを垂直に延ばしたときに、折れにくく、作業がしやすいでしょう。(*^^*)

天井からの距離を測ることが多い場合などは、25㎜幅のメジャーを使うほうがおすすめ、としておきます。(^^;)

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25㎜幅の物を使えば、たとえば、天井から、足元の床までの高さを測りたい場合、コンベックスが途中で、折れません。

助かりました。(*^^*)

磁石付は場合によるかも。

 

磁石付というのは、スケールの先端部分に磁石がついているものです。

写真では、先端の丸いのが2つくっついている部分になります。

ただ、磁石がついていることによって、デメリットもあるので、注意してください。(^^;)

たとえば、壁から数センチ離れたところから、距離を測る場合。

このような狭い場面では、壁へスケールが吸い付いてしまうので、適しているとは言えません。(^^;)

このように、磁石なしを敢えて選ぶ必要もありますので、注意が必要としておきます。

巻き尺

タジマ メジャー 巻尺 30M はや巻 YSL3-30

巻き尺は、主に長距離測定用途に適しています。

長さの種類は20m,30m,50mがあるようです。(*^^*)

主な用途として、住宅の敷地の距離を測るときは、長距離の利点を生かせるとしておきます。

この時に、現場にあるのが5.5mコンベックスしかないと、一回で測定できない・・・という風になるでしょう。(^^;)

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私も、この早巻きを使っていますが、巻き取りがとにかく早いです!販売会社のタジマのHPを見ると通常の3倍で巻き取れるそうです。(*^^*)

差し金

差し金は、ステンレス製、鉄製のメジャーで、直角に折れている形状をしています。

主な用途は、木材を直角に切る場合に、差し金をあてて、下地の線を引けば、容易に直角を出すことができます。

このように、縦方向に木材と合わせれば、横方向の線引きは難しくはありません。(^^;)

また、建築現場のリフォーム等では、例えば、床に寸法線を書きたいときは、差し金を壁面に当てれば、正確に墨出しができるでしょう。

※墨出し
「墨出し」とは、建築や土木工事を行う際に、施工図の情報を現場に記す作業のことをいいます。
引用元:あらゆる工事に必要な「墨出し」とは?

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私も、はじめはどう使えば分かりませんでしたが、親方が、差し金の内側を木材に当てれば、ピタッと直角が出るよと、教えてもらいました。

こんな感じです。↓↓

どうでしょう?横の目盛りを斜めに当てているのがお分かりになるでしょうか?(^^;)

レーザー距離計

レーザー距離計はコンベックスでは届かないところまでの距離を、レーザーで測定できる器械です。

例えば、工場の配管作業で、天井配管をしたい・・・というようなときは、高所作業車で起点まで上がり、起点に本体を当て、対象物までレーザーを照射すれば、簡単に距離が計測できてしまいます。

また、対象物に、レーザーのポイントが点灯してくれますので、対象物を誤って計測することも、ないでしょう。(*^^*)

 

用途に合わせた建築メジャーの機能と「選び方」

それでは、ここからは、使用するシーン別に、おすすめの選び方を考えていきたいと思います。

ベンチDIY

1つ目は、DIYで庭にベンチを作りたい・・・としてみましょう。

最初にホームセンター等で、木材を用意することになるでしょう。

ここでは、2×4の2mのマモノを購入するとしましょう。

これを、ベンチの各部材に切っていくのですが、まず、コンベックスで、一点長さを印します。

そして、一点の印部分から、差し金を使い、直角の線を引いていくと良いでしょう。

芝生植え

2つ目は、庭に芝生を植えてみたい・・・と考えたとき、こちらもホームセンター等で購入しますが、どのくらいの量を買えばよいのか?・・・と思うこともあるでしょう。

このような時は、巻き尺を使い、庭の芝生を植える部分の面積を測れることでしょう。

ここで、注意点を上げるとするならば、巻き尺は、2人1組で作業したほうが効率が良い、ということ。

起点を1人が持つ必要が出てきますが、裏技としては、起点部分に輪っかを付けて、地面に鉄筋棒を挿して(土の時)、1人で測定しても良いでしょう。(*^^*)

まとめ

以上、建築メジャーについて、解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

内容を要約すると、

  • 建築メジャーの主な種類は、コンベックス、巻き尺、差し金、レーザー距離計がある。
  • それぞれ、得意、不得意があるので、使い分けるのが良さそう。
  • シーン別の解説部分では、実際の具体的な用途について解説した。

というような感じになりました。(*^^*)

この中で、一番使用頻度が高いものは、おそらくコンベックスでしょう。

ということで、コンベックスを最初に購入する方が多いことでしょう・・・、また、コンベックスさえあれば大抵の物は測れる、ということも、間違いではありません。

しかし、後の、差し金、巻き尺、レーザー距離計があれば、作業も快適になりますし、その分、間違いも少なくなる・・・と思いますよね?(^^;)

ということで、ここまで快適なメジャーライフの為の記事を書いてきました。

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この記事を見ていただき、DIY初心者の方は、どんなコンベックスがいいのかや、メジャーを買い替えたいな・・という方にも、おすすめできるものだと思いました。

それではまた!ごきげんよう!!

GOOD LUCK FOR YOU!!

管理人スコップ

 

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