管理人スコップです。
今回、取り上げたいツールは『充電式ブロワー』です。
充電式ブロワーは主に、建築現場で使われているツールなのですが、家庭でも、使われる用途はあります。
家の掃除で、網戸の埃を吹き飛ばしたり、または、洗車をした後の水滴飛ばしに使ったりもできるでしょう。
このように、色々な用途に使える充電式ブロワーについて、詳しく解説していきますので、ご自身の用途に合った充電式ブロワーを見つけてください。
私も、仕事用と家用の両方持っていますが、特に家の掃除が楽になりましたよ。笑
充電式ブロワーとは
充電式ブロワーとは、長細い筒状の部分と、握るとスイッチが入るトリガーボタンと、モーターの回転部分からなる、言うなれば、空気銃のような形状をしたツールになります。
それでは、一般的な充電式ブロワーのマキタのUB185DRFを例に、詳細に解説していきたいと思います。
主要機能
風量
一般的な充電式ブロワーのマキタのUB185DRFの風量について見てみると、3.2㎥/分です・・・。
数字だけですと、想像しづらいかもしれませんので、動画を貼っておきましたので、ご確認ください。(*^^*)
お風呂場の水面に、直接風をふかしているのですが、波が立ち始め、段々しぶきが上がるのが分かると思います。
仮に吹き出し口に手を当てると、簡単に手が持っていかれるくらいの風量が普通に出るとしておきます。
音(㏈)
音(㏈)については、動画でもわかるかと思うのですが、やや大きめの音がします。
家庭で使用する一般的な掃除機と同等レベルの音が出る・・・と承知おきください。
私も、初めてブロワーを使った時の感想は、風量、音、共に想像以上に大きかった・・・です。笑
充電式ブロワーの種類
続いて、充電式ブロワーは用途に合わせて、種類分けしていきたいと思います。
大口径ブロワー
大口径ブロワーに分類されるものは、円筒形の筒状の吹き出し部分が、太いです。
マキタの公式HPに仕様がありましたので、貼っておきます。
中口径ブロワー
中口径ブロワーについては、先述した仕様の、
となりまして、大口径ブロワーと中口径ブロワーを比べると、風量は、大口径の方が4から5倍あり、風速は中口径の方が約2倍あることが、分かりました。
なるほど!大口径ブロワーは、ゆっくりの風を大量に流すイメージですね・・・。
小口径ブロワー
小口径ブロワーは充電インパクトのような形状で、コンパクトサイズなので、置き場所に困りません、または作業時に狭い場所まで吹き出し口を入れられるので、作業の邪魔をしません。
こちらも、仕様をマキタの公式HPから引用させていただきました。
ブロワーの種類を川に例えると、渓流と運河の違いって事!笑
・・・ということなんですが、ちなみに、小口径ブロワーはマキタの公式HPを見ると、ビニールプールの空気入れに使ったり、布団圧縮袋の空気抜きに使うこともできるとのこと。(*^^*)
充電式ブロワーのメリットとデメリット
ここからは、充電式ブロワーのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
充電式ブロワーのメリットは、風を吹かせて、吹き飛ばす、というツールということで、例えば建築現場で、地中梁の土の除去作業をするときに、ホウキしかない場合、時間がかかってしまい、効率よく掃除が進みません・・・。((+_+))
そこで、充電式ブロワーを使うと、まったく手間がかからず、鉄筋周りの土も綺麗に吹き飛ばしてくれます!
または、コンクリートをディスクグラインダーで切断するとき、大量の粉塵が舞い、視界が悪くなったり、肺に吸い込んで危険の可能性もあります。
このような時も、助手がいる場合は、粉塵を充電式ブロワーで吹き飛ばしながら、切断すれば、このような危険もなくなるでしょう。(*^^*)
時間を大幅に節約できるということで、メリットとしておきます。
また、家庭での使用時に、車の洗車時の水滴飛ばし。
あと、網戸の埃飛ばし・・・なんて時にも、手軽に時短で掃除が可能でしょう。(*^^*)
いずれにしても、時間の節約になることは確認できました。
デメリット
次に、充電式ブロワーのデメリットは、大きな風量で、吹き飛ばすということが、仇となる場合があります。
近隣が住宅地等で埃を吹き飛ばすと迷惑が掛かる場合は、使用を避けてください。(*_*;
かなりの風量が出ますので、車の埃を飛ばしたいときや、網戸の掃除などの家庭で使う場合でも、他人への配慮が必要になる場合があるかもしれません。
まとめ
以上、充電式ブロワーの種類とメリット、デメリットについて、解説させていただきました。
要点をまとめました。
- 充電式ブロワーの種類は、大口径から小口径のものまである。
- 風速、風量がそれぞれ違うので、用途に合わせて使う必要がある。
- メリットとしては、今まで手作業でやっていたものを、充電式ブロワーを使えば、大幅に時短になる。
- デメリットは、風で吹き飛ばすので、手作業でやるより、周囲への配慮が必要。
確かに、私も、現場でブロワーを吹くときは、他業種さんがいないことを確認しています。
最適な選択のためのアドバイス
充電式ブロワーを使っているシーンを想定してみたいと思います。
まず、公園のような広い場所で、落ち葉を一気に集めることに適しているのは、大口径ブロワーでしょう。
大風量でゆっくりめの風を送るので、適しているとしておきます。
次に、建築現場や、住宅で、小回りを利かして、掃除をしたい場合は、中口径、又は小口径としておきます。
さらに、住宅や車の奥まったところ、例えば窓枠やアルミサッシの手を伸ばさないと、届かないところ・・・。
車の窓と雨除けの隙間、というように狭くて小回りが利かないところは小口径ブロワーが適しているでしょう。
このように、使いたい用途によって、使う機種も違ってくることが、お分かりいただけたでしょうか?(*^^*)
それでは、皆様の快適なブロワーライフを願います。
あとがき
今回は、充電式ブロワーについて、解説させていただきましたが、1点だけ、付け加えさせてください。
ブロワーは、実は、有線の100V式もあります。
パワーの強さは、やはり100Vのほうが、まだまだ強い状況です。
ただ、コードがありますので、移動性については充電式より劣ってしまいます。
作業場内での限られたスペースでの使用を想定している場合は、選択肢の1つになりそう・・・、としておきます。
充電式ブロワーのこのサイズと同じ、中口径のもので、本体のみで、約9000円ということで、充電器、電池を揃えると、約30000円という風になります。
あー、本体のみで比べると、コード有の方が高いんすねえ、私のように、充電池をすでに持っていれば、やっぱり、充電式の選択になりそう。笑
それではまた!ごきげんよう!!
GOOD LUCK FOR YOU!!
管理人スコップ
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