丸のこの使い方を知っておけば、作業が段違いに早くなります。

建築ツール

管理人スコップです。

今回、取り上げる建築ツールは、『丸のこ』です。

丸のこは、のこぎりを丸くしたもの・・・、というように字の成り立ちがあるように、手動で切っていたのこぎりを、電動の力を使って、回転刃で切るツールになります。

丸のこを初めて使う場合、どのように使えば良いか、わからないことがあるかもしれません。

しかし、建築現場などで、初めて使う場合、多くの人は、上司や職人の方に、注意点などを教えてもらうことがよくあります。

そこで、今回も、建築現場から生の情報を拾っていきたいと思いますので、これから丸のこを使ってみたい、と思うDIY初心者の方々には、是非読んでいってもらいたいです!

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こんにちは!そうですね、私も建築現場では、最初に危険な使い方にならないように教わったなあ。

丸のこの使い方とは?

それでは、丸のこの使い方を解説させていただきます。

丸のこは、電動工具のディスクグラインダーと機械の構成は似ていて、回転刃の部分と手で握るグリップ、そしてアイキャッチの絵で言うと、黄色い部分の、スイッチという感じになります。(*^^*)

ディスクグラインダーと違う部分として、回転刃を横切っている金属のプレートが分かりますか?

この部分を切断対象の(たとえばコンパネの板)に水平の載せて切っていきます。

丸ノコは、一見すると、初心者には難しい・・・と感じる方が、いらっしゃるかもしれません。

ただ、基本の使い方さえ知っていれば、勿論、快適で安全な電動ツールかと思いますので、ご安心ください。

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丸ノコは、使って慣れるのも大事だけども、先に注意点を知っておいた方が、よりよいかもしれませんね。

丸のこの注意点

ここで、丸のこを使って切断するときの注意点がありますので、書いておきます。

ゆっくりスライドする

丸のこの回転刃を切断するものに接触する前から、回転させておく。

そして、回転しだしたら、ゆっくり前にスライドさせながら切っていく、です。

このようにすることによって、回転刃が、コンパネに食い込んでしまって、丸のこが跳ね返ってしまう(キックバック)ことを防げますね。(*^^*)

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丸のこを早く押しすぎることでも、キックバックになりやすいから注意してください・・・。

誤って切断してしまう

もう一つ、注意点があります。

100V用の丸のこを使う場合なのですが、電源コードが伸びていますので、誤って切断してしまうことも、よくある注意点としておきます。

例えば、コンパネを切断しようとするときに、コンパネの下に電源コードが入り込んでしまっている場合。

このような場合は、電源コードを、コンパネの上に出してから切断すれば、安心です。(*^^*)

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私は、コードの長さに余裕があれば、肩にコード掛けて、安心感を得たりしています。笑

下は空洞です

最後の注意点として、コンパネを切断するときに、通常コンパネの下は刃が出ている状態ですので、誤って床などを傷つけてしまうことです。

これを防止するためには、下に空洞ができるようにしてください。

上記、画像のように、丸のこで切断中は、刃が木材の下部から出ている状態で切りますので、養生は必須としておきます。

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建築現場で、よくやる方法として、コンパネの下に、切断方向と平行に、2本の角材をおいて、刃が下に当たらないようにもするよ。

また、ホームセンターでも売っているのですが、スタイロフォームを使う方法もあります。(*^^*)

スタイロフォームの上にコンパネをそのまま載せて、切断すればOK。

スタイロフォームに少し、切り口が入りますが、何回でも再利用できるので、おすすめとしておきます。

丸のこの刃の調整方法

丸のこの刃の調整方法というのは、先述のコンパネ切断時の下部から刃が出ている部分について。

余分に刃を出しても意味がありませんし、床を傷にしやすくなってしまうので、出幅調整をしましょう。

マキタの公式HPに使い方説明が載っていましたので、掲載しておきます。

このように、切込み深さ調節用レバーが一般的な丸ノコにはありますので、ロックを外せばグラグラになり、ベースを上下に動かして、調整できるでしょう。

最後に、再度ロックを掛けることを忘れないようにしましょう。(#^.^#)

丸のこの種類

丸のこの種類には、充電式と100V電源ケーブル式があり、使う場所や使用頻度によって、使い分けましょう。

充電式丸のこ

充電式丸のこは、リチウムイオン充電池を装着して使う丸のこになります。

充電池を使用しているので、電源ケーブルがなく邪魔になりません。

注意点にもあった、電源ケーブルを切断してしまう・・・なんていう危険もないので安心でしょう。

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私も、写真にある、18Vの丸のこを使っているのですが、線を気にしなくて良いので、楽なのですが、100V式に比べると、トルクは弱いかもですね・・・。コンパネ数枚程度なら、楽勝です。笑

100V式丸のこ

一方、100V式丸のこは、コンセントから100Vの電圧で運転できるので、常にフルパワーで、継続的に作業ができるでしょう。

一日の作業が、加工場で大量にコンパネを加工する・・・、というようなときには、100V式丸のこが適していると言えそうです。

こちらのマキタの丸のこマキタ 電気マルノコ 刃径165mm 100V <M565> は電源ケーブルの長さは、スペック表を見ると5m長と表記されています。

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100Vの丸のこは、電源コードが意外と長いんですよ、まあ、必要な長さかもしれませんが、絡まりやすいです。(笑)

丸のこのメリットとデメリット

続いて、丸のこのメリットとデメリットについても見ていきましょう。

メリット

丸のこの最大のメリットは、瞬時に、コンパネ等を切断できることでしょう。

従来の手ノコでコンパネを切るとなると、手も疲れますし、時間も掛かります。

また、丸のこに定規を当てれば、容易に直線をきれいに切断できるので、曲がって切ってしまった・・・ということもありません。(*^^*)

デメリット

丸のこのデメリットとしては、木材を切断する場合、木の粉の巻き上がりに注意が必要です。

マスクと防護メガネは必要としておきます。

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特に、屋内でコンパネを切ったときは、防護メガネがないと、目に入って仕事になりませんでした((+_+))

このように、丸のこは、手ノコで切るより断然早いのですが、反面、切断粉を当たりかまわずまき散らす恐れがあるので、装備を忘れないようにしましょう。(^^;)

まとめ

以上、丸のこの使い方について、解説してきました。

主要ポイントを再確認しますと、

丸のこの切断方法には注意点(癖)があり、

  • 空回転させてから、切断物にゆっくり近づけて切る。
  • 電源コードを誤って切断しないように注意する。
  • 床で切る場合、誤って傷をつけないよう、スタイロを敷いたり、角材で空洞を作ったりする。

というような点は、注意しましょう。(*^^*)

また、丸のこは、手ノコより断然早く切れますが、反面、木の粉の飛散には注意が必要でしょう。

最後に、現場でよく使われていて、私も使っている防塵マスクも紹介しておきます。(*^^*)

【3M/スリーエム】 取替え式防塵マスク 6000/2091-RL3

取り替え式フィルターは別売りであるので、コスパもよく、何よりも防塵能力が半端ないくらいよいですね。(*^^*)

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私も、現場でよく使いますが、フィルターを外せば、本体を水洗いできるので、重宝してます。 

以上、丸ノコを使っていただき、木材を切るストレスから解放され、快適なDIYライフに役立てていきましょう。(*^^*)

それではまた!ごきげんよう!!

GOOD LUCK FOR YOU!!

管理人スコップ

 

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